入会方法・入会のメリット

会員資格、資格の要件

会員には学生会員、準会員、会員、フェロー(または上級会員と和訳;FACPの称号が与えられる)、名誉フェロー(または名誉上級会員と和訳;FACP(Hon)の称号が与えられる)、それにマスター(最高栄誉会員と和訳;MACPの称号が与えられる) 、アフィリエイト会員の7段階があります。

学生会員(Medical Student Member):

医学部学生(1年生~6年生)を対象とした資格です。2006年5月に申請受付を開始致しました。

準会員 (Residents/Fellows-in-Training Member):

研修医と専修医過程の内科医の為の一時的な会員資格で、現在内科の研修中で且つ初期研修終了後5年以内の方が対象となります。2006年5月に申請受付を開始致しました。

正会員 (Member):

当学会の会員になるには、内科専門医としての経歴を審査したうえで入会が許可されます。会員になることは最高水準の医療やリサーチに献身したということ、素晴らしい臨床能力を発揮して社会貢献を行っていると同僚が認めたということを表しています。会員には投票権があり、その他の会員特典を享受することができます。ただし、新規入会申請者の推薦権はありません。また、医療活動に関連して当学会の名前(略称)を使うことはできません。[注:会員には英語の略称はありません。英文ではACP Memberとなります。MACPはマスターの称号ですので、御注意下さい]

上級会員/フェロー(Fellow):

上級会員/フェロー(FACP)は、清廉な人物で、内科領域で卓越した能力を示し、医学的な功績や優れた学識を示したと、同僚達に認められて初めて達成できる名誉ある地位です。会員からの昇格という道筋と、非会員の直接推薦(direct proposal)という道筋がありますが、日本支部では基本的に直接推薦は受け付けておりません。上級会員/フェローは医療活動に関連してFellow of the American College of Physiciansの略称であるFACPという名称を使うことが公に認められます。投票権があり、その他の会員特典を享受することができます。

名誉上級会員/名誉フェロー(Honorary Fellow):

名誉上級会員/名誉フェローは年次セッション時のフェロー授与式(convocation ceremony)に招待される海外の医学会会長(理事長)に授与されます。名誉上級会員/名誉フェローは医療活動に関連してFACP(Hon)という略称を使うことが認められます。

最高栄誉会員/マスター(Master):

当学会の上級会員/フェロー(FACP)の中で、医療や医学研究の分野で卓越した業績を残したり、最高の地位に昇りつめたとか、医科学(medical science)や医学技術に大きな貢献をしたという少数の優れた方が最高栄誉会員/マスター(MACP)と認証されます。最高栄誉会員/マスター(MACP)は顕彰委員会が推薦し、評議員会の選挙で選ばれます。最高栄誉会員/マスターはMaster of the American College of Physiciansの略称であるMACPという名称を使うことが認められます。特典は上級会員/フェロー(FACP)と同じです。

アフィリエイト会員(Physician Affiliate Member):(7/11/2016追記)

ACPの趣旨に賛同し入会を希望するが、上記会員カテゴリーの資格要件を満たさない医師を対象とした資格です。

資格の要件

会員候補者は以下の要件を充たしていなければなりません

  1. 医師(MD)、医学士・外科修士(MBBS)または骨療法博士(DO)の資格を持ち評議員会で承認された者。[わが国の医学士はMDと同等とみなされます]
  2. 内科の分野または内科関連の専門科で診療、教育、研究、その他に携わる資格のある内科医であること。
  3. 米国内科試験委員会(ABIM)取得者又は受験資格者(又はAOBIM認定者)。前記資格を持たない場合はそれぞれの国で資格認定をされていること。日本内科学会認定内科専門医は資格を満たす。

会員から上級会員/フェロー(FACP)への昇格の要件

Fellow候補者は以下の条件を充たしていなければなりません

  1. American Board of Internal Medicine 又はRoyal College of Physicians 又はSurgeons of Canada 又はAmerican Osteopathic Board of Internal Medicineで内科領域で認定されていること。日本の内科医は日本内科学会専門医又はABIM取得者又はABIM受験資格者であること。
  2. 卒後研修過程終了後、3年以上の会員歴及び3年以上の臨床経験があるか学術的地位にあること。
  3. 有効な医師免許を持っていること(臨床医の場合)。
  4. 内科及び関連専門領域での活動に従事していること。
  5. MACP/FACP/FACP (Hon.)2名の推薦があること。
  6. ACP Governorによる裏書があること。
  7. 大学在籍中又は卒後の業績を文書化すること。
  8. 所属期間及び地域での貢献を含む医療専門家としての活動、生涯教育への積極的な参加(開講・受講とも)を文書化すること。上記の他にFACP昇格については4つの道筋があります。詳細につきましてはhttps://www.acponline.org/membership/physician-membership/acp-fellowshipをご参照ください。下記は要約したものです。

FACPのためのpathways

Pathway 1 研究業績、著作

  • ●論文発表による業績の証明
    (症例報告、短報、レター、発表抄録、患者教育用出版物等全てを含む)
  • ●医学関連書籍の出版
    修士論文以上に相当する大学内発表論文 所属機関及び地域での貢献を含む医療専門家としての活動、生涯医学教育への積極的な参加(開講・受講ともに)、ホランティア活動を文書化して申請すること。

Pathway 2 サブスペシャリティ(含非内科)領域への貢献

  • ●ACPが認める地域医療における医療専門家としての貢献
  • ●専門医資格の継続(更新)
  • ●MKSAPへの参加と合格点獲得の継続
    注)ACPが毎年発行する自己トレーニングを目的とした問題集
  • ●思春期医学、集中治療医学、臨床心臓電気生理学、老人医学、スポーツ医学等における貢献
    注)この条項の制定がかなり古いために、時代に合わない表現になっているが、当時は従来に無い内科学のサブスペシャリティとして認識されていた分野である
  • ●これらは専門医資格証明が必要である
    注)我が国でも認定医・専門医資格のある「心療内科」「東洋医学科」などは認められ得る。
  • ●ACPへの参加活動

Pathway 3 教育活動、学会活動

  • ●5年以上に渡るACP会員資格を満たした上での本学会活動への参加実績。
  • ●会員歴5年未満のすぐれた候補者は「Pathway 1」又は「Pathway 2」との組み合わせにより補完。
  • ●この場合、MKSAPの得点を重視する。
  • ●地域医療活動に密着した教育活動もACPは重要視する。

Pathway 4 地域医療活動、医学会活動

  • ●このカテゴリーはACP活動に活発でなかった開業医・一般勤務医のために設定されている。
  • ●長年にわたる地域医療おける貢献度と教育活動に敬意を払うものである。
  • ●学会での発表実績や所属機関での活動、地域医療活動など、全てを論述して資格を申請する。

特記事項

上記Pathwaysは絶対条件ではなく、単にFACP昇格へのいくつかの条件を提示したものです。候補者によっては二つもしくは複数のPathwaysを組み合わせなければ昇格できない場合もあります。審査委員会では各候補者の業績を審査して、合否を決定します。何かに卓越していることにより無条件で昇格できる事もあります。