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Annals of Internal Medicine

(更新日 2007年3月19日)
Annals
Established in 1927 by the American College of Physicians

クリニックにて(IN THE CLINIC)


末梢動脈疾患

Peripheral Arterial Disease


6 March 2007 | Volume 146 Issue 5 | Pages ITC3-1


米国心臓・肺・血液研究所は,全米の50歳以上の約5%,65歳以上では約12〜20%が一般的に末梢動脈疾患として知られている下肢動脈硬化症に罹患していると推測している.高い有病率にもかかわらず,患者や医師の多くは高齢者の下肢痛の主たる基礎疾患として末梢動脈疾患を想定していない.本疾患は男性と閉経後女性にほぼ同様の頻度で発症するが,臨床症状の発現は男性で多い傾向がある.末梢動脈疾患と診断がなされれば,危険因子の是正や様々な治療を行うことで末梢動脈疾患の進行抑制や症状や下肢機能の改善が可能である.無症候性末梢動脈疾患症例でさえも心血管疾患の危険因子を低減させるために積極的な加療を必要とするとの議論もなされている,なぜならば末梢動脈疾患は他の循環器疾患の予兆である場合があるからである.


(翻訳: 新沼廣幸)

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