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診療ガイドライン(Clinical Guidelines)
終末期の痛み,呼吸困難,およびうつの緩和ケアを改善するためのエビデンスに基づく診療:ACP診療ガイドライン
Evidence-Based Interventions to Improve the Palliative Care of Pain, Dyspnea, and Depression at the End of Life: A Clinical Practice Guideline from the American College of Physicians
Amir Qaseem, MD, PhD, MHA; Vincenza Snow, MD; Paul Shekelle, MD, PhD; Donald E. Casey, Jr., MD, MPH, MBA; J. Thomas Cross, Jr., MD, MPH; Douglas K. Owens, MD, MS, for the Clinical Efficacy Assessment Subcommittee of the American College of Physicians*
15 January 2008 | Volume 148 Issue 2 | Pages 141-146
勧告1: 終末期の重症患者では,臨床医は定期的に患者の痛み,呼吸困難,そしてうつを評価すべきである.(グレード:強く推奨,中等度のエビデンスレベル)

勧告2: 終末期の重症患者では,臨床医は有効性の証明された疼痛コントロールを行うべきである.癌患者に関して言えば,非ステロイド消炎鎮痛剤,オピオイド,そしてビスフォスフォネート製剤を含む.(グレード:強く推奨,中等度のエビデンスレベル)

勧告3: 終末期の重症患者では,臨床医は呼吸困難の管理に関する有効性の証明された治療を行うべきである.それには,軽減しない呼吸困難に対するオピオイドの使用や,低酸素血症の短期改善のための酸素投与をふくむ.(グレード:強く推奨,中等度のエビデンスレベル)

勧告4: 終末期の重症患者では,臨床医はうつ管理に関する有効性の証明された治療を行うべきである.癌患者に関して言えば,三環系抗うつ薬,選択的セロトニン再取り込み阻害薬,または心理社会学的介入を含む.(グレード:強く推奨,中等度のエビデンスレベル)

勧告5: 臨床医は全ての重症患者が直面する,延命処置の中止も含めた,高次ケアプランを保障すべきである.(グレード:強く推奨,低いエビデンスレベル)

(翻訳:前田正彦)

English Abstract

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