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総説(Review)
ナラティブ・レビュー: 診療所でのオピオイド依存患者に対するブプレノルフィン(レペタン)
Narrative Review: Buprenorphine for Opioid-Dependent Patients in Office Practice
Lynn E. Sullivan, MD, and David A. Fiellin, MD
6 May 2008 | Volume 148 Issue 9 | Pages 662-670
米国ではオピオイド依存の状況は様変わりしている.正規に処方されたオピオイドの乱用が違法なオピオイドの乱用よりも一般化している.最近のデータではヘロインの乱用者・依存患者が323,000人であるのに対し,約1,600,000人が正規に処方されたオピオイドの乱用者あるいは依存患者である.これほどの拡大にもかかわらず,オピオイド依存患者の約80%は治療を受けていない.ブプレノルフィン(レペタン)単独療法あるいはブプレノルフィンとナロキソンの併用療法はオピオイド依存患者の治療を普及させるための一つの選択肢である.ブプレノルフィンは部分的オピオイドアゴニストであり,熟練した内科医により処方され,薬局で調剤可能な薬剤である.
この論説はオピオイド依存患者の臨床的現況に言及し,ブプレノルフィンとナロキソンの併用療法に関する診療所レベルでの比較的新しい治療法について述べている.異なる治療法内容,治療を行う内科医の役割,増大する多面的な患者集団を治療していく上でのロジスティックスについても検証されている.

(翻訳:道免和文)

English Abstract

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