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原著(ARTICLE)
短報:ホスピスにおける植込み型除細動器のマネージメント:全国規模調査
Brief Communication: Management of Implantable Cardioverter-Defibrillators in Hospice: A Nationwide Survey
Nathan Goldstein, Melissa Carlson, Elayne Livote, and Jean S. Kutner
2 March 2010 | Volume 152 Issue 5 | Pages 296-299
背景: 人生の終末に近付いている患者における植込み型除細動器(ICD)の作動停止に関する検討はほとんどされていない.

目的: ホスピスがICD装着患者の入院を受け入れているかどうか,そのような患者が電気ショックを受けているかどうか,そして,ホスピスがICDをどのようにマネージメントしているかを調査する.

研究デザイン: 横断研究.

セッティング: 無作為に抽出されたホスピス施設

対象: 900のホスピスケア施設,そのうち414施設から完全な回答を得た

測定: ICD装着患者入院の頻度,そのような患者が電気ショックを受けた頻度,ICDの作動停止に関する方針の存在,そして,ICD作動停止の頻度.

結果: 97%のホスピスがICD装着患者の入院を受け入れており,58%の施設が,昨年そのような患者が電気ショックを受けたと回答した.ICDの作動停止に関する方針を持つ施設はわずか10%であった.42%(95%CI,37%〜48%)のICD装着患者においてICDショック機能が作動停止されていた.

研究の限界: この研究はホスピスの管理者の知識に依る.

結論: ホスピスはICD装着患者を受け入れており,患者は人生の最後に電気ショックを受けている.ホスピスがきちんとICD作動停止に関する方針を持つことを確実にすることが,このような装置を装着した患者のケアの向上をもたらすと考えられる.筆者らはICD作動停止に関する方針のサンプルを提供している.

主たる資金提供源: National Institute of Aging (訳注:国立老化研究所),National Institute of Nursing Research(国立看護研究所)

(翻訳:柳内秀勝)

English Abstract

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