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医学と公衆衛生の話題(Medicine and Public Issues)
地域拡大センタープログラム:医師が医療ITを使用しやすくするために
The Regional Extension Center Program: Helping Physicians Meaningfully Use Health Information Technology
Emily Maxson, BS; Sachin Jain, MD, MBA; Mat Kendall, MPH; Farzad Mostashari, MD, MPH; and David Blumenthal, MD, MPP
16 November 2010 | Volume 153 Issue 10 | Pages 666-670
 多くの医師は電子カルテシステムを導入する上で,金銭的面・組織的な障壁に直面している.2009年成立の「経済的および臨床的健全性のための医療ITに関する法律(HITECH法)」では紙媒体から電子カルテへの移行促進準備,電子カルテの採用や適切な使用を支援する目的でメディケアやメディケイド(訳注:低所得者医療補助制度)にとってインセンティブとなる支払いを規定した.また,加えて同法律ではプライマリ・ケア医師や,地域病院,必須アクセス病院(critical-access hospitals)が電子カルテを使用する上で直面する問題を緩和するために医療IT地域拡大センタープログラムを企画した.60の地域拡大センターは,こうしたプライマリ・ケア医師や,地域病院,必須アクセス病院が新しい電子カルテシステムの導入を考えた際や既存の電子カルテシステム更新の際に,個別的な支援の管理を行う.全体として,地域拡大センターは,100,000人のプライマリ・ケア医師,医師助手(PA),ナース・プラクティショナーが効率的に電子カルテシステムの導入を進められ,効率的使用に対してはインセンティブとなる支払いができることを,目的としている.
この論文では,地域拡大センター施策の理論的説明と60ある同センターが電子カルテシステムを効率的に利用促進させる方法がどういったものか,について述べている.

(翻訳:駒井俊彦)

English Abstract

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