Journals

クリニックにて(In the Clinic)
脂質異常症
Dyslipidemia
3 August 2010 | Volume 153 Issue 3 | Pages ITC2-1
 アメリカ合衆国では成人の15%以上に高コレステロール血症が認められる.高コレステロール血症は心血管疾患,心血管死および総死亡率に対する主要な危険因子である.LDLコレステロール値の上昇あるいはHDLコレステロール値低下とアテローム動脈硬化性冠動脈イベントのリスク上昇との間に強い段階的相関が認められることが,複数の大規模観察研究で報告されている.また,健康的なライフスタイルで冠動脈疾患のリスクが低い場合,なかでもより望ましい血清脂質の値を示しているような場合に冠動脈疾患発生率の低いことが,長期間の前向き疫学研究では一貫して示されている.脂質異常症の予防と適切な管理を行えば,心血管疾患罹患率および死亡率が大いに改善するのではないだろうか.

(翻訳:新谷英滋)

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