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診療ガイドライン(Clinical Guidelines)
腰痛の画像診断:American College of Physiciansからの価値の高いヘルスケアへの提案
Diagnostic Imaging for Low Back Pain: Advice for High-Value Health Care From the American College of Physicians
Roger Chou, MD; Amir Qaseem, MD, PhD, MHA; Douglas K. Owens, MD, MS; Paul Shekelle, MD, PhD; and , for the Clinical Guidelines Committee of the American College of Physicians*
1 February 2011 | Volume 154 Issue 3 | Pages 181-189
腰痛患者に対する画像診断は,重度進行性の神経学的脱落所見を有している場合や,重篤な,あるいは特別な基礎疾患の徴候,症状を呈していた場合にのみ施行の適応とされている.上記を満たさない患者では,画像診断は臨床的有益性に結びつかず有害となることさえあるというエビデンスが示されている.画像診断の非効率な面を見直すことで,患者に危害が及ぶ可能性を低くすることができ,直接的にも間接的にもコスト軽減につながり医療資源の有効活用へとつながる可能性がある.この分野では,検査を行うほどよりよいケアへとつながるわけではない.American College of Physician(訳注:米国内科学会),American Pain Society(訳注:米国疼痛学会)が腰痛ガイドラインで示すように,腰背部の画像診断をより選択的に施行することで,より良い患者ケアへつながり,結果の改善やコストの軽減へとつながると思われる.

(翻訳:駒井俊彦)

English Abstract

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