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(更新日 2005年11月28日)
In the News for the Week of 11-22-05(監修:渡辺毅)
 
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医学ニュース・ヘッドライン (Clinical news in the headlines)
1.ライフスタイルの修正と薬剤の併用でさらなる体重減少効果が達成される
 最近の研究(New Engl.J.Med. 353:2111-2120,2005)によると,最大限の減量効果をもたらすためには,カウンセリング療法(食事療法・運動療法)と減量薬(sibutramine)を併用することが重要であると確認された.薬剤療法とカウンセリング療法との併用療法群では1年後に体重が平均12.1kg減少した.この値は薬剤療法群あるいはカウンセリング療法群の単独療法群と比較して2倍以上の体重低下率である.More...(訳:道免和文)

.ACPジャーナルクラブ:ワクチンは高齢者の帯状疱疹罹患率を低下させる
 帯状疱疹予防を目的に水痘・帯状疱疹ウイルスワクチンを接種した高齢者では帯状疱疹の罹患ならびに帯状疱疹後疼痛への移行が著明に抑制された.この5年間に亘る研究は水痘の罹患歴がある被験者あるいは30年間以上米国に在住している60歳以上の被験者の計38,500人以上を対象にしている.More...(訳:道免和文)

3.HIV感染の割合は未だ白人より黒人が非常に多い
 新たに公表された米国政府の統計ではHIVの感染率は減少したが,黒人はいまだ白人よりHIVの罹患率が高いことがわかった.The Center for Disease Control (CDC)の報告では黒人のHIV罹患率は2001年から着実に減少している一方で,いまだに黒人は白人に比べ8倍もの確率でHIV感染と診断されている.More...(訳:秋山真一郎)

 
実績に対する報酬(Pay for performance)
4.CMS (The Centers for Medicare & Medicaid Services):病院への成功報酬の支払いは診療内容の改善に繋がる
 CMSは,先週,病院の実績に相応した医療保険費用を支払うという新たな計画の発足にあたり,病院への医療保険費用額を質的診療評価に連結させることが医療全体の質の向上に繋がることを示唆する結果を公表した.2003年に開始された上位123病院に総額885万ドルの医療保険費用の追加支払いを行なったパイロット研究において,参加した270病院は33の項目評価において平均約7%の改善率を達成した.
More...(訳:秋山真一郎)
 
質の改善 (Quality improvement)
5.高額な出費はより良い医療ケアを意味しない
 カリフォルニア州の病院で行われた最近の研究によると,一人当たりの患者に対して,その慢性疾患ケアのためにより高額の医療保険費用を投じても,より良い結果や患者満足に繋がっていないことが判明した.いくつかの病院では,ある患者のケアのために,同様の疾患にかかっている別の患者の4倍もの金額をかけているものの,より良い結果を得ていないと研究者たちは報告している.More...(訳:小山雄太)
 
メンタルヘルス (Mental health)
6.メンタルヘルスのスクリーニングに必要な用具や資料が入手可能

内科医は,今や,うつ病や双極性障害などの様々な精神状態の患者をスクリーニングするのに役立つメンタルヘルスの診断・治療用資料をダウンロードして入手することが可能となった .このツールは,14年前に最初の「national mental health screening day」を導入した非営利組織(NPO)であるScreening for Mental Health (SMH) が提供しているものである.More...(訳:小山雄太)
 
11-29-05号は休刊です.
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