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In the News for the Week of 4-18-06(監修:山川 正) 文末のMore... をクリックすると英文アブストラクトへアクセスできます. |
ケアを受ける手だて(Access to
care) 1. マサチューセッツ州が皆保険法案を可決 マサチューセッツ州は,住民に皆保険制度を提供するための道を開く画期的な法案を採択するに至った.この法案は同州に55万人いる無保険住民の99%以上に保険を与えることになる.また ,保険に加入する余裕があるが無保険の住民には2007年7月1日までに加入を要求するとともに,従わない場合は州所得税に罰金を科すことになった.More....(翻訳: 郷間 巌) |
公衆衛生(Public
health) 2. 中西部のムンプス流行は1988年以来最大
衛生局では,アイオワ州で始まり少なくとも他の8つの中西部諸州に拡大したムンプスの流行を封じ込めようとしている.このムンプスの流行は1988年にカンザス州で起こって以来の大規模なもので,1年で全国的にみられる典型的な200〜300例をすでにはるかに凌いでいる.More....(翻訳:
小山雄太) |
医学ニュース・ヘッドライン (Clinical news in the headlines) 3.Annals: 新術後ガイドライン; マンモグラフィー検診における人種差 この号では,非心臓手術を受ける患者での術後肺合併症のリスクファクターを評価する方法について詳述した新しいACPガイドラインを大きく取り上げた.また,マンモグラフィー検診における人種差を明らかにした研究や ,電話での催促により低所得の女性の癌検診受診率がどのくらい増えるかについての調査を掲載している.More....(翻訳:郷間 巌) 4.乳がんの標準的な治療方法に疑問を投げかけた研究 乳がんに関する大規模研究の成績によれば,女性の乳がんがエストロゲンに成長促進をされているかどうかが,化学療法の奏功を決定するという結論に至った .各種の化学療法を受けたエストロゲン受容体陰性の腫瘍を持つ女性は,乳がん再発の相対危険度が55%減少したのに比べて,エストロゲン受容体陽性の腫瘍を持つ女性では ,同相対危険度は26%しか減少しなかったことが明らかになった.More....(翻訳:宇野久光) |
質の改善 (Quality improvement) 5.州間の医療の質の比較ができる 新しいウエブサイト 米連邦機関は,医療の質についての測定基準を選び出し,その達成度を州ごとに比較できる新たなウエブサイトを立ち上げた.それぞれの州の表から ,15の医療の質を表す測定基準の達成度の順位がわかり,さらにその州の達成度をその地域および国家の標準と比較できる.More....(翻訳:馬杉治郎) |
ACPニュース (ACP
news) 6.ACPのリーダー達が,全国生放送でプライマリケアの問題について警告 2人のACPリーダーが,地方のプライマリケアシステムが破綻の危機にさらされている問題についての20に及ぶ生番組インタビューに出演し,この危機を避けるためのACPからの提案を行った.当時ACP会長であったC. Anderson Hedbergと当時評議員会議長であったDonna E. Sweet(共にMACP)は,全国からのレポーターに対して,プライマリケアを行う内科医が不足しつつあること,そしてプライマリケアを専門とする内科医が少ない背景について語った.More....(翻訳: 小山雄太) |
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