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ObserverWeekly

(更新日 2006年5月1日)
In the News for the Week of 4-26-06(監修:植田秀樹)
 
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臨床系ニュースヘッドライン (Clinical news in the headlines)
1.境界型高血圧の治療に有効な知見
 
新しい臨床試験によると境界型高血圧の患者を早期に治療することは,完全な高血圧に進行する危険性を有意に減少させた.この試験の最初の2年間にプラセボを用いた群で154名の患者が高血圧に移行したのに対して,candesartanを用いた群
は53名にすぎなかった.高血圧に移行する危険性は66.3%減少した.More....
(翻訳:
北口聡一)

.ACP Journal Club: 心筋梗塞後,アスピリンだけでなくクロピドグレルを服用すると死亡率が減少する

 最近,心筋梗塞疑いの患者にアスピリンだけでなくクロピドグレルを服用させると結果が改善すると報告された.このスタディでは,すべての患者はアスピリン162mg/日服用し,さらにクロピドグレル75mgまたはプラセボを服用した.また,メトプロロールまたはプラセボに関しても服用を割り振られた.More....
(翻訳: 平岡栄治)
 

メディケア処方(Medicare Rx)
.幾つかの無料処方プログラムはメディケアパートD(訳者註:2006 年 1 月より始まった高齢者向け新薬剤給付制度)においても継続される

 米国政府は,低所得のメディケア患者においては,一定の所得基準に照らし合わせて,これまで通り製薬会社提供の無料処方サービスを継続して受ける事が出来るプログラムを承認した.パートDプランの選択をしたメディケア受給者で,収入が単身者で14700ドル,夫婦で19800ドルに満たない場合は製薬会社の補助を(これまで通り)受ける事が出来る.More....(翻訳: 伊熊睦博)
 

医療経済 (The business of medicine)
米国の大手民間保険会社エトナ社は,(problem-orientedによるEvaluation and Management E/Mサービスへの支払いに関する方針を転換した
 
エトナは,先週,医師の集団訴訟(クラスアクション)に対応して,幾つかの重要な支払いの変更方法について発表した.同社は今後,高額の処置に関する支払いに際しては,(これまで認めていなかった)同一日に二つの違うタイプのE/Mサービス,つまり「疾患治療的」サービスと,「予防医学的」サービスの二種類を支払う方針とする予定である.More....(翻訳:  北口聡一)

5.保険会社の合併によって,多くのマーケットにおいてほとんど独占に近い状態が生み出された
 
新たに行われたAMAのスタディによると,健康保険業界はこの10年間で合併をくり返し,マーケットにおいて,結果として競争が減り,保険料が高くなったと報告された.米国において約300の都市が調査されたが,その95%以上の都市にて一つの保険会社がマーケットの30%をシェアーしているとAMAは報告した.More....
(翻訳: 平岡栄治)
 
患者安全対策 (Patient safety)
「用いるべきでない」医療現場での略号について:新たなリスト
 
非営利のInstitute of Safe Medication Practices (ISMP) は,24以上の医療現場で用いるべきでない,略号リストを作成提示した.医療機関の審査格づけ機関である医療施設評価合同委員会(JCAHO)が示している,「用いるべきでない」略号集はこの新たなリストでも強調されているが,ISMPは,JCAHOのリストに掲載の無い略号でも使用を避けるべき略号がある,としている.More....
(翻訳: 伊熊睦博)
 
FDAアップデート (FDA update)
新たな品目コード表は主要な薬剤情報をオンラインで掲載するリスト
 
標準化された診療録の普及を目指して,FDAは,医師がコンピューターや携帯機器から処方薬剤の情報に容易にアクセス出来るシステムを作製することを報告した.新たなプログラムは製薬会社がSNOMEDと呼ばれる共通のコンピューターコードを用いて,医療情報中の核となるデータを電子媒体に示すことを求めている. More....(翻訳: 伊熊睦博)
 
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