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(更新日 2006年7月21日)
In the News for the Week of 7-18-06(監修: 菅野義彦)
 
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医学ニュースヘッドライン(Clinical news in the headlines)

1.学会誌(Annals)より: 青年の肥満

 この号の2つの論文と論説は青年期の肥満に着目した.1 つの研究は,成人女性の肥満が早期の死亡をもたらすことを見出した;またもう1つの研究は,行動療法に薬物療法を組み合わせることで,重度に肥満した青年の減量を助けることができると結論した.同号の論説は,予防の重要性を指摘し,臨床医が継続的な行動変容を手助けし,最も重症なケースに対してのみ薬物療法を行なうことを強く勧めている.More....(翻訳: 村上純)

 

2. 予防的な外科治療は癌の危険を減らす
 
最近の研究はBRCA1およびBRCA2の変異を有する女性において,予防的手術に
よって卵巣および卵管癌のリスクを劇的に減らすことが出来ると結論している.卵巣摘除術により卵巣・卵管および腹膜の癌を全体として80%減少することを研究者たちは見出した.More....(翻訳: 村上純)

3.ラロキシフェン(raloxifene)の予防利益をリスクが上回るかもしれない
 
ラロキシフェンは最近の臨床試験において乳癌予防に有効であることが示さ
れたが,心疾患を有する女性において,血栓や致死的な脳卒中の発生リスクを
増加させた.ラロキシフェンにはタモキシフェンの代替薬としての役割が望ま
れたが,今回の結果は,薬剤の中等度の利益が,慢性心疾患をすでに有したり
またはその危険の高い女性に対するリスクを正当化するものではないことを示
している.More....(翻訳: 加藤秀章)
 

FDAニュース(FDA news

4. FDAは1日1回投与のAIDS薬を認可した
 
FDAは,今週3種類の高活性抗レトロウイルス薬を組み合わせた初めての1日1回経口薬を認可した,そのことにより患者の治療へのコンプライアンスが劇的に改善することが期待される.その新たな薬剤(アトリプラ)は,ブリストル・マイヤーズ・スクイブ社のエフェビレンズ(サスティバ)とギリアド・サイエンシズ社のエムトリシタビン(エントリバ)とフマル酸テノホビル ジソプロキシル(ビリード)の3種の合剤で,米国において1ヵ月およそ1,100ドルの費用となるであろう.More.... (翻訳: 加藤秀章

AIDS薬は暫定的に発展途上国に認められる
 
先月FDAは別の3種合成固定用量の経口薬の使用を,アフリカを主とする15の発展途上国に対して暫定的に認めることにした.ラミブジン(エピビル),ジドブジン(レトロビル)そしてネビラピン(ビラムン)の組み合わせからなる抗レトロウイルス薬は特許の関係で米国ではまだ売られていない.More....(翻訳: 上野義之)
 

製薬からのニュース (Pharmaceutical news)

糖尿病薬が市場に戻ってくる
 
グラクソスミスクラインの2型糖尿病薬アヴァンダメット(リンゴ酸ロシグクタゾンと塩化メトフォルミン)が市場に戻るように準備されている.FDAと連邦司法局はこの薬剤の出荷を製造基準に合わないとして1年間停止していた.グラクソスミスクラインによると,この薬が作られるプエルトリコの工場での政府からの改善の指示によってアヴァンダメットの需要に対する充分な備蓄ができるらしい. More.... (翻訳: 上野義之
 
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