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ObserverWeekly

(更新日 2007年2月5日)

In the News for the Week of 1-30-07(監修: 村山敏典)

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ニュースハイライト(News highlights)

1.40歳以上の女性でマンモグラフィを受ける人の割合が減少
 新たに行われた政府の調査によると,40歳以上の女性でマンモグラフィを受ける人の割合が近年減少してきている.その割合は2000年に76.4%であったのが2005年には74.6%まで減少した .専門家はその原因として,マンモグラフィを施行できる施設が不足していること,健康保険に加入していない患者が存在すること ,以前マンモグラフィを受けた患者がその結果に満足してしまうことが考えられると指摘した.More....
(翻訳: 平岡栄治)

2. FDAが避妊薬規制の見直し
 政府諮問機関は先週に避妊薬ピルの信頼性に対する特定の要請をすることを取りやめたが,一般の代表的な女性の避妊薬の試験を要求した.FDAの再検討のターゲットは低用量のため効力が低い ,新世代のホルモン避妊薬であった.More....
(翻訳: 金原秀雄)

3.病院コンサルトグループが利害衝突事例について和解
 先週到達した和解によれば,多くの米国のトップ病院とヘルスケア機関の最高経営責任者たちが設立したコンサルトグループは,病院と取引のある同様なヘルスケア販売者へのグループサービスを販売提供しないことで合意した.More....
(翻訳: 齋藤雄司)
 

クリニカルニュース(Clinical news)

4.ACPが静脈血栓塞栓症のガイドラインを作成
 米国内科学会は先週静脈血栓塞栓症の診断・治療に関する新ガイドラインを出した.このガイドラインは米国家庭医学会と共同で作成されすでにAnnals of Internal Medicineのウエッブサイトには掲載されており ,エビデンスの手引きとともに2月6日号に印刷される.More....
(翻訳: 平岡栄治)

5.骨密度,骨折リスクに関する新しい知見

 骨密度および骨折リスクと関連する複数の研究が先週発表された.ある研究はSSRIに分類される抗うつ剤を服用している50才以上の成人は,服用していない人にくらべて骨折のリスクが2倍高いことを示した .別の研究によると骨塩量のスクリーニング検査は健康な閉経後の女性にとって1回施行するだけで十分である.第3の研究では老年の男女では,初回の低外傷性骨折後に再び骨折するリスクは同様であることを示している .Annals of Internal Medicineに掲載された4番目の研究では,benzodiazepineの処方を抑制しても股関節骨折を減らさない可能性がある事を示している.More....
(翻訳: 金原秀雄)

6.子宮筋腫に対し塞栓療法と手術が同様の効果
 症候性子宮筋腫治療に関する新しい臨床試験により,子宮動脈塞栓療法群の回復時間は手術療法群よりも早いが,成功率は若干低いことが示された.平均入院期間は,塞栓群(1日)の方が手術群(5日)より短く ,仕事に戻るまでの期間も短かった.More....
 (翻訳: 齋藤雄司)
 

癌のニュース(Cancer news)

7.多くの乳癌患者がタモキシフェンを早くやめすぎているとの研究発表
 乳癌患者は,通常5年間のタモキシフェンの服用が勧告されている.しかし,約1/4の患者が,服用開始後1年以内に中止していると新たに報告された.35歳から44歳 ,75歳以上の女性,タモキシフェン開始後1年以内に抗うつ剤を使用していると報告した女性が最も中止率が高かった.More....  
(翻訳: 平岡栄治)

8.ヒ素化合物で稀な型の白血病を治療

 化学療法にヒ素化合物を加えると急性前骨髄球性白血病患者の生存率を有意に改善することができることが最近の研究で示された.この稀な急性骨髄性白血病のサブタイプは ,およそ年間1,500人の米国人を襲いしばしば致死的な出血をきたすことが知られている.More....  
(翻訳: 金原秀雄)
 

学会ニュース(College news)

9.健康保険提携法を支持
 米国内科学会は先週,州健康保険改正計画を通じて健康保険適用を拡大する連邦立法として提案されている健康保険提携法(Health Partnership Act)を ,支持することを表明した.この法律により,米国議会はヘルスケアの適用拡大,治療の質の改善,健康情報テクノロジーの拡大のための幅広い計画を実行し,支出効果を高めるための補助金を各州に与えることを承認するものと思われる.More....  
(翻訳: 齋藤雄司)

10.検査機関のACP会員へe-メールによる注意喚起サービスが新たに発足
 ACPの熟練度検査サービスである医療検査評価部門は,患者のケアの質や安全性を提供し向上する付加価値サービスを新たに開始する予定である.このサービスはe-メールにてClass I, IIレベルの注意を促したり ,免除された検査機器に関する現場の改善を促す.
訳注:
Class I: 改善しないと患者に危害が及んだりまたは死につながる可能性が高いという事実を知らせること.
Class II: 改善しないとある程度の危害が患者に及ぶ可能性があるという事実を知らせること .More....  
(翻訳: 平岡栄治)

11.医療 IT 認定委員会(CCHIT)が外来診療用に18の電子医療記録製品を追加認証
 外来診療のための更なる18の電子医療記録製品が医療 IT 認定委員会により認証を受け,全部で55の承認数となった.医療 IT 認定委員会は現在2007年の基準の作成と ,病院と他の専門分野に対する認証努力の拡大に取り組んでいる.More....  
(翻訳: 金原秀雄)