ACP Japan Chapter

ACP上級会員(FACP)昇格へのご案内と
FACPになるメリット

■委員長挨拶

ACP会員の皆様へ

このたび、ACP日本支部Credentials Membership Committee(CMC)の委員長を拝命いたしました、北海道大学の岩田啓芳です。
これから、多くのACP会員の皆さまと意見交換を重ねながら、それぞれの先生方が臨床・研究・教育・社会貢献といったご自身の得意分野で一層ご活躍いただけるような機会を提供できる学会にしていきたいと考えております。
FACP(Fellow of the American College of Physicians)に昇格されることは、国際的にも認められる専門性とリーダーシップを示す大きな証となります。専門領域での実績だけでなく、教育活動や社会貢献、継続的な自己研鑽も評価されるため、ご自身のキャリアを総合的に振り返り、強みを発信する機会にもなります。さらに、FACPの称号は、論文や学会発表、専門的なプロフィールにおいてMD, PhD と並んで記載できる国際的に通用する Credential であり、内科医としての信頼性や専門性を示す証明となります。
また、各地域においてリーダーシップを発揮していただける会員を増やすべく、FACPへの昇格をより身近なものとするよう、CMC委員会としても尽力してまいります。
ACP会員からFACPへの積極的な自薦・他薦を心よりお待ちしております。どうぞ今後とも、CMC委員会の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

岩田 啓芳
北海道大学
2025年9月3日


ACP上級会員-FACPとは

1975年以来、全世界で35,000人を超える医師が 上級会員/フェロー(FACP)になっています。FACPは、清廉な人物で、内科領域で卓越した能力を示し、医学的な功績や優れた学識を示したことが同僚達に認められ、初めて達成できる名誉ある地位です。
具体的には、 ACP 会員として入会後3年以上の下記の方々*1が対象となります。

  • 臨床医、教育者、または研究者
  • 患者のケアを献身的に行う内科医
  • 専門家として、または地域社会で、人々の生活に質の変化をもたらすことができるリーダー
  • 医療の実践における卓越性と専門性の育成に専念している医師

*1. 一般的には、30代から40代の医師免許取得後10年以上の方々が多いです。

FACP会員の皆様に提供できる4つのメリット

Merit
merit 1

上級会員/フェローは医療活動に関連してFellow of the American College of Physiciansの略称であるFACPという名称を使うことが公に認められます。
(例、Taro Yamada, MD, FACP)

merit 2

毎年春に開催されるACPの年次総会において、Convocation Ceremonyで称号が授与されます。

merit 3

地域のFACPメンバーと連携して、地域活動に参加できます。

merit 4

地域の若手医師のメンター役として、若手医師育成に貢献できます。

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