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MKSAPクイズ:中間型β-サラセミアに対する評価(翻訳者:尾下寿彦・神戸市立西神戸医療センター)

2023年09月19日

35歳の男性が、中間型β-サラセミアの定期診察を受けている。1年前から、症候性貧血のため4~6ヵ月ごとに赤血球輸血を必要とするようになった。他の症状や医学的問題はなく、投薬は葉酸のみである。
身体診察では、バイタルサインは正常である。前頭部の隆起、巨頭症、強膜の黄疸、脾腫が認められたが前回の診察時と比較して変化はない。その他の身体所見は異常なし。

臨床検査では、ヘモグロビン値7.9g/dL(79g/L)、白血球数6400/μL(6.4×10^9/L)、血小板数110000/μL(110×10^9/L)。1年半前の鉄試験(鉄パネル)では正常値の上限以上であった。

追加管理として最も適切なのはどれか。

A. 腹部超音波検査
B. 鉄試験(鉄パネル)
C. 予防的抗凝固療法
D. 脾臓摘出

正解と解説は下記のリンクからご覧ください。

PRC委員 尾下寿彦
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