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MKSAPクイズ:3週間続く咳、鼻漏、喘鳴(翻訳者:新井康之・京都大学医学部附属病院)

2024年01月15日

3週間続く咳嗽、鼻漏、喘鳴のため受診した23歳の男性。発熱、悪寒、胸痛はなく、喘息やアレルギーの既往もない。職業はパティシエであり、仕事のない週末には症状が改善すると述べている。
身体診察では、バイタルサインは正常である。酸素飽和度は室内気で94%。呼気性喘鳴が認められる。
臨床検査では、アスペルギルス特異的IgE値は正常である。スパイロメトリーで中等度の閉塞性障害が認められ、アルブテロール吸入で改善する。胸部X線写真は正常である。

最も可能性の高い診断はどれか?

A. 急性気管支炎
B. 急性過敏性肺炎
C. アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
D. 職業性喘息

正解と解説は下記のリンクからご覧ください。

PRC委員 新井康之

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