2022~2023年度ACP日本支部Contribution Award受賞者の言葉(1)

2023年11月27日

2022~2023年度ACP日本支部Contribution Awardを受賞して

国際医療福祉大学大学院医学研究科・医学部脳神経内科学の永山正雄先生から、2022~2023年度ACP日本支部Contribution Award受賞の報告を頂きましたのでご報告いたします。

本賞はACP日本支部の会員でありACPの活動で貢献されている方に授与される賞です。

国際医療福祉大学大学院医学研究科・医学部脳神経内科学 教授

永山 正雄 Masao NAGAYAMA, MD, PhD, FACP, FAAN, FNCS, FJSIM

この度はACP Japan Chapter Contribution Awardに選出頂き、大変光栄に存じます。これまで常にsubspecialtyであるNeurology、神経学、脳神経内科学と同等あるいはそれ以上に内科学に関する診療、教育、研究に取り組んで参りましたので、ACP Japan Chapterから学び、ACP Japan Chapterに貢献することは当然のことでした。その結果、思いがけずこの賞を拝受できることはこの上ない喜びです。

私は以前から、米国をはじめとする海外との交流、共同研究、国際協力に取り組んでおりますが、内科学以外に脳神経内科学、神経集中治療医学のフェロー(上級会員)を米国学会から戴き、国際的、学際的、多職種での仕事を行う機会に恵まれてきました。また各領域にわたる横断的テーマとして、鑑別診断、急性期重症患者管理、蘇生、医療安全・危機管理、医の倫理・生命倫理、医学教育とくに医学英語教育に取り組んで参りました。これらの切り口からの多種多様なアプローチが内科臨床、内科学、引いては領域を超えて予防医学・医療、リハビリテーション医学・医療の向上に繋がり、わが国のプレゼンスの向上に貢献できるものと信じつつ、その最も重要な場としてACP Japan Chapterでの活動になお一層取り組んで参りたいと思います。この度は本賞に選出頂き誠に有難うございました。